医師資格を持つ後継者がいる場合の対応

病院・クリニックの事業承継の場合、一般企業の事業承継と異なる点が、医師資格を持たなければ、医業承継ができないという点です。

相続人に医師免許を持った方がいれば、相続人に病院経営全般に関わる全財産を相続することも可能です。ただし、病院・クリニックが標榜する診療科目と、相続人が専門とする診療科目合致している方がより好ましいと言えます(※麻酔科、歯科は別)。

医師資格を持った後継者がいる場合は、承継をスムーズに進めていくために、以下の3つの視点で承継を考えることが重要になります。

 

医師資格を持つ後継者がいる場合に重要な3つの視点

  • ①経営権の承継
  • ②医療資産の承継
  • ③個人財産の承継

この3つの視点から、事業承継をした後、後継者がスムーズに病院・クリニック経営をすることができるように、前準備をしておくことが大切です。

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